今月もとうとうやってきました。
学校で習ったこととは多少違うけど、
臨床ではこうするっていう使える知識。
隅々に散らばっていた勉強会でした。
今日は、肝と脾についてでした。
肝といっても、肝臓とはちょっと違います。
東洋医学では、物質のことでなく働きで区別します。
東洋医学の方が先ですから、昔杉田玄白さんが、血をたくさんあると考え、その臓器を肝臓と名付けたということなのです。
東洋医学では、肝というのは、①陽気を隅々まで運ぶ②血を貯めておくという働きをする事と考えた方が分かりやすいです。
それをもとに、陽気のバランスを考えます。
今の時代西洋医学から考えがちで、エビデンスとか言われますが、
私達は東洋医学であり、経絡治療で考えるので、
患者さんに話すとき、難しいなと感じる時があります。